拡大する賃貸物件のサブスクサービスについて

本日は賃貸市場においても拡大しているサブスク（サブスクリプション・定額・使い放題）サービスについて記事を書かせて頂きます。

サブスクは物やサービスを一定期間使える権利にお金を支払うシステムです。
音楽配信や動画配信サービス等で利用をされている方も多いと思います。
ここ数年では賃貸業界でも色々なサブスクサービスが拡大しております。

 

サービスのメリット

サブスクを利用するメリットは初期費用がかからない事です。
特に賃貸物件を借りる場合は敷金や礼金等の契約金、引越し代等まとまったお金が必要です。
サブスクの場合は通常の賃貸物件の家賃に比べるとコストは割高になるものの住居でも事業用（シェアオフィス等）でも
家具家電付きや備品等の設備が整っている、契約金（保証金）が安い、ライフライン（電気・ガス・インターネット）が含まれている、
簡単に契約手続きが出来る、という理由からニーズが広がっています。

サービスの特徴

様々なサービスが提供されていますが、定番は定額料金で好立地のマンションや郊外の空家が利用出来る。
また、提供する企業の拠点が全国にあり、いつでも拠点を移動出来るという事を売りにしているサービスが多いです。
マンスリーやシェアハウスのようなイメージです。

最近では弊社の管理物件でも契約をしましたが、入居者が企業へこの物件に住みたいとリクエストをして、
企業が借主となって契約手続きや初期費用を全て支払い、入居者へ転貸するというサービスもありました。
企業は入居者の希望する入居期間に応じて初期費用を家賃に加算して回収するというスキームです。

入居者が借りたいお部屋をリクエストして、初期費用無しで住みたいお部屋に住めるという点はとても魅力的です。

 

サブスクサービスの今後

昨年よりコロナ禍の影響で在宅ワークが中心となり、通勤を考えない生活をする方や在宅用の仕事部屋を求められる方が増えています。
短期間の利用や定額ですぐに使用が出来るという手軽さは現代のライフスタイルに合ったサービスです。

今後もこのサブスクサービスが進化し、浸透していけば賃貸物件に与える影響は大きいと感じております。

ライター：多田 敏彦　PM事業部部長
　　　　　

「能力を未来進行形でとらえる」
収益不動産経営の鍵はPM（プロパティマネジメント）にあります。適正な募集条件の設定、物件のメンテナンス、テナントリテンション等、PM業務の幅は広く、オーナー様の考え方や物件に合わせた運用をする必要があります。常にオーナー様目線で私たちにしか出来ない収益最大化を目指します。

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CCIM（認定商業不動産投資顧問）／CPM®（公認不動産経営管理士）／宅地建物取引士／賃貸不動産経営管理士／相続支援コンサルタント／少額短期保険募集人