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空室対策より重要!テナントリテンションについて考える!

投稿日:2022.06.13

皆様はテナントリテンションという言葉をご存じでしょうか。

テナントリテンションとは日本語に置き換えると借主(入居者)保持を意味します。空室対策ばかりに目が行きがちですが、退去理由(きっかけ)を減らし、借主様の入居期間を長くする対策も非常に重要です。

 

空室期間の損失は⁉

物件オーナーにとって空室期間は色々な支出が発生します。具体的には空室期間中の賃料・原状回復工事代・新規契約時の客付け業者への報酬などです。

また、長期間入居されていた借主様が退去する場合は大幅に家賃が下落する可能性もあります。

弊社では単身用物件の平均入居期間は約3~4年、ファミリー物件の平均入居期間は5~6年です。退去理由はお仕事の関係やお子様の関係での転居、持ち家の購入など様々ですが、一定数は気分転換や物件への不満、賃料の安いところにという理由で退去が発生します。

この層は賃貸条件の見直しや不満を解消することで退去を防げる可能性があります。

 

借主の満足度をUPするサービスとは⁉

弊社の管理物件でも借主様の誕生日に花を贈ったり、契約更新時に合わせて商品券をプレゼントするサービスを行っているオーナー様がおられます。

どういったサービスが借主様に喜ばれるのでしょうか。

  • 記念日(誕生日・契約更新時・節目の年)にプレゼントを贈る
  • 定期的にアンケートを行い、物件の不満をヒアリング~改善する
  • 家賃の値下げやフリーレントサービスを実施する
  • 長期入居の特典として内装や設備のグレードUPを行う
  • 物件オーナー、入居同士の交流の場を提供する

借主様の物件に対する満足度を上げることは入居期間の長期化、退去のきっかけを減らすこととなり、物件オーナーの収益UPに繋がります。

 

まとめ

テナントリテンションの一環で借主様へのサービスを実施することは、支出が増えて、一時的に見ると勿体無いと感じる事があるかもしれませんが、借主様の住まいへの満足度を上げ、退去の抑制や物件オーナー・借主様双方の関係性向上に繋がります。

定期的に既存の借主様へ目を向けて、喜ばれるサービスを考えることも賃貸経営ではとても重要なことだと思います。

ライター:多田 敏彦 PM事業部部長
     多田 敏彦 PM事業部課長

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収益不動産経営の鍵はPM(プロパティマネジメント)にあります。適正な募集条件の設定、物件のメンテナンス、テナントリテンション等、PM業務の幅は広く、オーナー様の考え方や物件に合わせた運用をする必要があります。常にオーナー様目線で私たちにしか出来ない収益最大化を目指します。

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