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福岡市地価の上昇は続くのか!?
先日は福岡のマンション高騰についてコラムを書きましたが、地価も上昇が続いている状況です。
福岡市は住宅地・商業地においては、平均地価が毎年上昇を続けています。
商業地の公示地価の平均価格の推移は、リーマンショックがあった2008年から、下降を続けていましたが、2013年に下げ止まり、それ以降上昇を続けています。
福岡県の地価の平均変動率のうち商業地は、対前年比5.3%増と伸びており、全国47都道府県の中で1位という結果でした。
このように、福岡の「商業地」地価は2018年より右肩上がりで上昇しております。
福岡市の地価上昇
天神再開発として「天神ビッグバン」の開発が発表され、2015年から開発が開始されてるので、その影響で地価が上昇したことも考えられます。
再開発の影響により天神地区や博多駅周辺でオフィス需要も高くなり、マンション用地も競合しており、地価が上昇しました。
2024年現在の福岡市【商業地】地価上昇率ランキングは下記の通りです。
1位:博多区竹丘町2丁目 変動率21.6%
2位:中央区清川2丁目 変動率19.3%
3位中央区荒戸2丁目 変動率19.0%
4位:博多区中洲5丁目 変動率18.9%
5位:中央区荒戸1丁目18.9%
福岡県の地価は、福岡市内を中心に今後も上がっていくことが予想されているようです。
福岡市の都市圏では人口は増加傾向にあり、外国人の流入や再開発などによって土地の価値は年々増加すると考えられます。
逆に都心部以外のエリアは人口が都心部に流れていき、地価上昇が見込めない地域も出てくるので注意が必要です。
福岡市の人口増加
福岡市の地価は今後も上昇すると考えられます!
福岡市は令和4年に人口増加数が全国市区で1位になりました。
東京と比較して不動産価格が安い福岡ですが、年々地価が上昇しています。
市内の地価平均は住宅地・商業地ともに、過去10年連続で上昇を続けています。
福岡市では人口が増えており、将来的にも人口が増加することが予想されてます。
中でも20代〜50代の生産年齢人口が多いのが特徴です。
生産年齢人口が増加するエリアでは、一定の収入があるサラリーマンが多いので、賃貸経営の場合、空室率の低いリスクを抑えた不動産投資が期待できます。
若年層の人口増加もあり、ワンルームマンションやコンパクトマンションの需要が多く見込まれるため、不動産投資に適しています。
人口増加により、賃貸需要も増えるので、安定して賃貸経営をすることが可能です。
福岡市の都市開発
福岡市では「天神ビッグバン」と「博多コネクティッド」の都市開発が着々と進行しております。
「天神ビッグバン」とは、天神をアジアの拠点都市にすることを目指し、天神交差点を中心に半径500mのエリアの再開発を進める計画です。
2015年に始まり、約50棟のビル建て替えを行うことが予定されており、2.4倍の雇用人数増加を目指し、経済波及効果が年間で8,500億円と試算されています。
具体的な開発内容は、以下です。
天神ビッグバンの主な開発内容
- 福岡大名ガーデンシティの建設(旧大名小学校跡地)【完成】
- 住友生命福岡ビル・西通りビジネスセンターの建て替え【2025年5月完成予定】
- ヒューリック福岡ビルの建て替え【2024年12月完成予定】
- 福岡PARCOと新天町を一体化した複合施設の開発【2030年度完成予定】
- イムズ跡地の複合ビルの建設【2026年3月完成予定】
- 「福岡ビル」「天神コア」「天神ビブレ」を一体化して大型複合ビルの建設【2025年4月完成予定】
- 「福岡市役所北別館」「メディアモール天神」を一体化した開発【2026年6月完成予定】
上記のように天神エリアの再開発が進んでおり、主に商業施設やオフィスビルの建設が予定されていて、天神に魅力的な施設が増えることが予想されています。
福岡大名ガーデンシティや天神ビジネスセンターは既に完成しており、これからも完成予定のプロジェクトが控えてるので、より天神エリアの活性化が予想されます。
「博多コネクティッド」とは、博多駅から半径500mのエリア、約80ヘクタールを再開発・整備を進める計画のことです。
天神ビッグバンと同様に、ビルの建て替えを行ない、雇用の増加、博多駅エリアの経済の活性化が目的になります。
「博多コネクティッド」の具体的な開発内容は、以下です。
博多コネクティッドの主な開発内容
- 博多イーストテラスの建設【完成】
- 都ホテル博多の建設【完成】
- 九勧承天寺通りビルの建設【完成】
- 福博多深見パークビルディングの建設【完成】
- コネクトスクエア博多の建設【完成】
- 西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクト【2026年1月完成予定】
- (仮称)博多駅空中都市プロジェクト【2028 年末完成予定】
上記のように博多駅エリアは、ホテル、オフィスビルなど既に完成してるものも多く、これからも「(仮称)博多駅空中都市プロジェクト」などの開発も予定されております。
「博多コネクティッド」の開発により、博多駅周辺エリアでは経済的な発展が見込まれ、博多駅周辺のエリアの地価も上昇すると考えられてます。
今後の福岡市の地価上昇について
福岡市ではここ10年地価が上昇しており、「天神ビッグバン」などの再開発により不動産投資を検討される方が増えてきております。
「地価の上昇」「都市開発の進行」「人口の増加」のメリットがあり、これからも地価の上昇が考えられ、不動産の購入需要も高まります。
弊社では、不動産投資の専門家が、ご希望に合った物件探しから運用方法のご提案までトータルサポートいたします。
ライター:南 浩己 AM事業部 部長

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