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2025年地価公示発表
2025年地価公示は⁈
国土交通省が3月18日に地価公示(1月1日時点)を発表しました。
全国平均では全用途が2.7%プラスで、バブル崩壊後最大の上昇となっています。
インバウンド(訪日客)の増加や堅調な住宅需要が地価を押し上げているようです。
地方圏に至っても調査継続地点のうち、1992年以来、33年ぶりに半数で地価が上昇しています。
日銀は昨年3月にマイナス金利を解除して利上げに転じていますが、緩和的な金融環境が続き、地方でも地価の回復が広がっているようです。
福岡市及び近郊の住宅地について
福岡市の住宅地は前年より平均9.0%と13年連続で上昇し、プラス幅では都道府県庁所在地では2年連続で全国1位の上昇率となっています。
福岡市内では大濠公園や薬院エリアなどの富裕層向け高級マンション需要が上昇をけん引しているようです。
大規模な再開発計画が進む九州大学箱崎キャンパス跡地そばの東区箱崎6丁目の地点が19.3%プラスと全国9位の伸び率でした。
福岡市近郊は、西鉄天神大牟田線やJR鹿児島本線沿いで引続き需要が堅調とはいえ、筑紫野、春日、大野城、太宰府の4市は上昇率が縮小しています。
この背景には住宅ローンの金利上昇、建築費の高騰、一戸建ての需要の鈍化などが見受けられているようです。
マンションに至っては建築費の高騰もあり、1年で1,400万円値上がりし、平均価格が上がり販売が鈍っている反面、億単位の高級マンションの売却が進んだりで、二極化が目立っているようです。
福岡市近郊で最も変動率が大きかったのは古賀市の10.0%でした。
福岡市及び近郊の商業地について
福岡市の商業地は11.3%の上昇で、プラス幅は1.3ポイント縮小しています。
前年まで都道府県庁所在地で4年連続上昇率1位でしたが、今回の調査では東京23区、大阪市を下回る結果となっています。
上昇率は住宅地と同じエリアの東区箱崎が県内トップでした。
これは九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発計画が明らかになり交通利便性の高いマンション用地としての需要が一定数あるようです。
一方、都心部では再開発促進事業「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」によるオフィスの大量供給で踊り場を迎えています。
空室率上昇のリスクがあり、賃料上昇の余地が少ないこともあり天神、博多の高額エリアの上昇幅が縮小しています。
このほか、筑紫野、春日、大野城、太宰府、古賀の5市と粕屋町は11年連続で上昇しています。
まとめ
福岡市の住宅地の上昇率は前年より0.6%低下したものの、全国トップを維持しています。
確かに福岡市の地価はまだまだ高い水準で推移しており、土地、戸建て、マンション共に高く、地価が下がる要素が無いようにも実感しております。
皆様もご所有されている不動産の地価公示を一度拝見してみてはいかがでしょうか?
今後の売却又は保有についても弊社にご相談頂ければ、コンサルタントとしてのアドバイスもできるかと思います。
ライター:南 浩己 AM事業部 部長

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