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不動産投資の出口戦略とは?「買うより売るが難しい」 不動産投資の出口で損をしないために

前回の記事では、『不動産投資のリスク 初心者が知っておくべき7つの落とし穴と対策』についてお話をさせていただきました。
第9回では「不動産投資の出口戦略 不動産投資の出口で損をしないために」についてお話します。
目次
1「出口」まで考えてこそプロの投資
不動産投資では、「どの物件を買うか」「どう運用するか」は多くの人が考えますが、「いつ、どう売却するか(=出口戦略)」まで考えている初心者は意外と少ないです。
しかし、出口を想定せずに買った物件は、出口で困る=損をするという現実があります。
今回は、不動産投資における出口戦略の重要性、売却のタイミング、資産の組み替え方法などをわかりやすく解説します。
2 出口戦略が必要な理由
不動産は一度買ったら終わり…ではなく、「いつ売るか」が大きく収益に影響します。
【出口を意識すべき理由】
- 市場の相場や金利は変化する
- 築年数とともに家賃が下がる(資産価値が減る)
- 修繕費がかさむ前に売り抜けるほうが得
- 売却益にかかる譲渡所得税の影響を避けるため
つまり、「買ったら最後」ではなく、「買った瞬間から出口を考える」のが正しい投資判断です。
3 売却のタイミングはいつがベスト?
【一般的な売却判断ポイント】
- 購入後5年を超えた頃(税制上の節税効果)
- 家賃下落が始まり、利回りが悪化してきたとき
- 近隣で同種の物件が高く売れているとき
- 修繕・大規模修理の直前
- 融資の残債と売却価格が釣り合っているとき(残債以上で売れる)
保有目的(キャッシュフロー型 or 売却益型)に応じて売却戦略も変わるため、最初からシナリオを持つことが重要です。
4 売却時にかかる税金:譲渡所得税とは?
売却益が出た場合は、譲渡所得税が発生します。
|
保有期間 |
税率 |
備考 |
|
5年以下(短期) |
約39% |
高税率。売却益が大きいと税負担が重い |
|
5年超(長期) |
約20% |
税率が下がる。保有期間が重要な判断材料に |
※取得費、仲介手数料、登記費用なども控除できます。
そのため、多くの投資家は最低5年以上保有してから売却する戦略を取ります。
5 資産の「組み替え」で収益を最大化する
出口は終わりではなく、次の入り口でもあります。
【組み替えの例】
- 老朽化した区分マンションを売って、一棟アパートに買い替え
- 地方高利回り物件を売却 → 都心の安定資産にシフト
- 築古物件を売却 → 築浅で管理が楽な物件へ切り替え
売却益を次の物件購入の頭金にすることで、より大きな収益を狙える戦略です。
6 売却時の注意点
- サブリース契約中の物件は売りづらい
→ 契約解除や名義変更に制限があるため要確認 - 登記・権利関係が複雑な物件は避けられる
→ 所有権・抵当権・共有持分などの確認必須 - 入居者がいる状態でも売却は可能
→ 「オーナーチェンジ物件」として投資家向けに売却できる
まとめ:不動産投資は「出口がすべてを決める」
出口戦略は、最初の投資判断に大きな影響を与える逆算の思考です。
「いつ、誰に、いくらで売るか」まで考えて物件を選ぶことで、利益を最大化し、損を最小化できます。
弊社では、オーナー様の資産形成のご相談も行っており、さまざまなサポートを行っております。不動産に関するお困り事がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
次回は、実際の成功例・失敗例から、よりリアルな学びを得ていきましょう。
次回予告(第10回)
「成功と失敗のリアルから学ぶ!初心者投資家の実例ストーリー」
ライター:敷田 航匠 AM事業部

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