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2023年 賃貸繁忙期の振り返り

投稿日:2023.05.28

今回は2023年 繁忙期の振り返りをさせて頂きます。

弊社の入居率は3月末時点で97%で昨年より1%UPという結果でした。

弊社のデータや各媒体の繁忙期に関する調査結果等から繁忙期を振り返ってみたいと思います。

成約数に増減について

全国的には22年より仲介成約件数が増加したと回答した業者は45%、一方で減少したと回答した業者は24%でした。また、繁忙期のピークは2月下旬~3月上旬という結果が出ております。

成約件数が増加した要因としては企業の新卒採用・転勤・異動が活発化したこと、インターネット広告の強化により集客面で成果が出たこと、学生契約の増加等が上がっておりました。

弊社でも1月~3月の申込件数は昨年比110%で法人の動きは昨年より多かったように感じます。申込件数が最も多かったのは1月で2月はやや落ち着き、3月前半にまた動きがあったという印象です。

弊社に関しては昨年より退去件数が非常に少なかったことも入居率UPの要因となりました。

接客スタイルの変化⁉

コロナ禍により不動産業界でも急速にIT化の動きが加速しました。昨年と比較してお客様の来店や接客スタイルについて変化があったかを見ていきたいと思います。

オンライン来店については昨年と比較して変わらないという回答をした業者が50%、増加したという回答が38%でした。オンラインサービスについて目新しいや発展は無かったように思いますが、このスタイルは昨年より定着しておりましたので今後も微増、スタンダードになると思います。

不動産IT化に関してはお客様からのニーズも年々高くなっていますが、特にIT重説、オンライン接客やVR内見、キャッシュレス決済が要望の高いサービスとなっておりました。

現場でも電子契約を取り入れている会社はまだ少ないですが、電子申込やIT重説はかなり増えたと感じております。

進む二極化⁉

2023年の繁忙期の結果を踏まえてもエリアや不動産会社の二極化が進んでいると感じます。総合的に見て今年の繁忙期はコロナ禍の影響が強かったここ2,3年と比べて回復し、良い年だったと言えると思います。但し、部分的に見るとコロナ前のような動きに戻った法人向けや学生向けの物件は復調し、まだコロナ禍の影響が残っている業種や人が離れてしまったエリアでは状況の悪化が進んでおります。

エリアによる格差も大きく、福岡でも入れ替わりの度に家賃を上げて成約出来るエリア、空室が多く低価格帯の物件が横並びで入居促進が難しいエリアの二極化傾向が強くなっております。市況が厳しいエリアではターゲット選びや募集方法、物件の何を改善するべきがといったリーシング力がより求められる時代になっています。

空室でお困りのオーナー様は是非弊社までご相談下さい。

 

ライター:多田 敏彦 PM事業部部長
     多田 敏彦 PM事業部課長

「能力を未来進行形でとらえる」
収益不動産経営の鍵はPM(プロパティマネジメント)にあります。適正な募集条件の設定、物件のメンテナンス、テナントリテンション等、PM業務の幅は広く、オーナー様の考え方や物件に合わせた運用をする必要があります。常にオーナー様目線で私たちにしか出来ない収益最大化を目指します。

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