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不動産投資の出口戦略とは?「買うより売るが難しい」 不動産投資の出口で損をしないために

投稿日:2026.02.20

前回の記事では、『不動産投資のリスク 初心者が知っておくべき7つの落とし穴と対策』についてお話をさせていただきました。
第9回では「不動産投資の出口戦略 不動産投資の出口で損をしないために」についてお話します。

1「出口」まで考えてこそプロの投資

不動産投資では、「どの物件を買うか」「どう運用するか」は多くの人が考えますが、「いつ、どう売却するか(=出口戦略)」まで考えている初心者は意外と少ないです。

しかし、出口を想定せずに買った物件は、出口で困る=損をするという現実があります。
今回は、不動産投資における出口戦略の重要性、売却のタイミング、資産の組み替え方法などをわかりやすく解説します。

2 出口戦略が必要な理由

不動産は一度買ったら終わり…ではなく、「いつ売るか」が大きく収益に影響します

【出口を意識すべき理由】

  • 市場の相場や金利は変化する
  • 築年数とともに家賃が下がる(資産価値が減る)
  • 修繕費がかさむ前に売り抜けるほうが得
  • 売却益にかかる譲渡所得税の影響を避けるため

つまり、「買ったら最後」ではなく、「買った瞬間から出口を考える」のが正しい投資判断です。

3 売却のタイミングはいつがベスト?

【一般的な売却判断ポイント】

  • 購入後5年を超えた頃(税制上の節税効果)
  • 家賃下落が始まり、利回りが悪化してきたとき
  • 近隣で同種の物件が高く売れているとき
  • 修繕・大規模修理の直前
  • 融資の残債と売却価格が釣り合っているとき(残債以上で売れる)

保有目的(キャッシュフロー型 or 売却益型)に応じて売却戦略も変わるため、最初からシナリオを持つことが重要です。

4 売却時にかかる税金:譲渡所得税とは?

売却益が出た場合は、譲渡所得税が発生します。

保有期間

税率

備考

5年以下(短期)

約39%

高税率。売却益が大きいと税負担が重い

5年超(長期)

約20%

税率が下がる。保有期間が重要な判断材料に

※取得費、仲介手数料、登記費用なども控除できます。

そのため、多くの投資家は最低5年以上保有してから売却する戦略を取ります。

5 資産の「組み替え」で収益を最大化する

出口は終わりではなく、次の入り口でもあります。

【組み替えの例】

  • 老朽化した区分マンションを売って、一棟アパートに買い替え
  • 地方高利回り物件を売却 → 都心の安定資産にシフト
  • 築古物件を売却 → 築浅で管理が楽な物件へ切り替え

売却益を次の物件購入の頭金にすることで、より大きな収益を狙える戦略です。

6 売却時の注意点

  • サブリース契約中の物件は売りづらい
     → 契約解除や名義変更に制限があるため要確認
  • 登記・権利関係が複雑な物件は避けられる
     → 所有権・抵当権・共有持分などの確認必須
  • 入居者がいる状態でも売却は可能
     → 「オーナーチェンジ物件」として投資家向けに売却できる

まとめ:不動産投資は「出口がすべてを決める」

出口戦略は、最初の投資判断に大きな影響を与える逆算の思考です。
「いつ、誰に、いくらで売るか」まで考えて物件を選ぶことで、利益を最大化し、損を最小化できます。

弊社では、オーナー様の資産形成のご相談も行っており、さまざまなサポートを行っております。不動産に関するお困り事がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

次回は、実際の成功例・失敗例から、よりリアルな学びを得ていきましょう。

次回予告(第10回)
「成功と失敗のリアルから学ぶ!初心者投資家の実例ストーリー」

ライター:敷田 航匠 AM事業部
     

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