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【不動産投資】IRRとは?表面利回りとの違いと“本当に儲かる物件”の見抜き方

投稿日:2026.02.24

不動産投資を検討していると、「表面利回り◯%」という言葉をよく目にします。

先日のコラムではCCR(自己資金配当率)について書きましたが、今回はIRR(内部収益率)の重要性について書いてみます。

先日の記事は下記参照

不動産投資で注目すべき指標は「CCR(自己資金配当率)」

 

この記事では、

  • IRRとは何か
  • 表面利回りとの違い
  • IRRの強み
  • IRRを使った投資判断の方法

をわかりやすく解説します。

 

IRR(内部収益率)とは?

IRRとは、「投資期間中のキャッシュフローと売却価格をすべて含めた、年平均の収益率」のことです。

簡単に言えば、投資全体の実力を示す数字”です。

 

表面利回りとの違い

項目

表面利回り

IRR

売却価格

含まない

含む

借入条件

含まない

含む

保有期間

考慮しない

考慮する

時間価値

考慮しない

考慮する

表面利回りは「今この瞬間」の数字。
IRRは「投資のストーリー全体」の数字です。

 

IRRの強み① 時間価値を反映できる

お金には「時間価値」があります。

  • 今の100万円
  • 10年後の100万円

価値は同じではありません。

IRRは将来の収益を現在価値に割り戻して計算します。
そのため、より現実的な収益判断ができます。

 

IRRの強み② 出口戦略を数字で判断できる

不動産投資は「買うより売るが難しい」と言われます。

IRRを使えば、

  • 3年売却の場合
  • 10年保有の場合
  • 15年保有の場合

それぞれの収益率を比較できます。

出口を設計している投資ほど、IRRは安定します。

 

IRRの強み③ レバレッジ効果が見える

例えば、

  • 表面利回り20%の現金投資
  • 表面利回り12%だが融資活用

IRRで見ると、自己資金に対する効率が明確になります。

これは投資規模を拡大したい方にとって非常に重要です。

 

利益率

 

IRRはどれくらいあれば良い?

目安としては、

  • 5%以下:慎重判断
  • 8〜10%:安定投資
  • 12%以上:積極投資検討

※ただしリスクや立地条件によって異なります。

 

IRRを使った物件選びのポイント

  1. 保有年数を決めてから計算する
  2. 売却想定価格を複数パターンで試す
  3. 金利上昇シナリオも想定する

IRRは「未来予測ツール」です。

 

まとめ 利回りだけでは本当の価値は見えない

表面利回りは入口の数字。
IRRは投資全体の数字。

不動産投資を“事業”として考えるなら、
IRRは必須の指標です。

これからの投資家に必要なのは、

物件を見る目ではなくキャッシュフローを設計する力

IRRを理解することで、
投資判断の精度は大きく変わります。

 

ライター:南 浩己 AM事業部 部長
     

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