CPM®/CCIM資格者在籍の福岡の不動産投資コンサルティング会社

新着情報

コロナ禍で福岡の賃貸市場はどう変化した⁉2021年の繁忙期を振り返って

投稿日:2021.04.19

2021年が始まり早くも3ヶ月が経ちました。
今回は2021年の繁忙期を振り返ってみたいと思います。

不動産会社繁忙期の様子

昨年の繁忙期はコロナ影響で大手法人の異動時期が変更になったり、
一般層の引越し控えは若干あったものの大きな影響は感じませんでした。
今年は福岡でも1月13日~2月28日まで二度目の緊急事態宣言が発令されたり、
オンライン授業が主体となった学生の住み替え需要がどの程度あるのか等、
例年には無い様々な不安要素がありました。

 

新規契約希望者の動き

弊社管理物件の動きとしましては1月、2月の新規申込は例年に比べると少なく1月は特に厳しい状況でした。
3月に入ると新規申込も増えて後半に持ち直した印象です。
数年前は2月、3月の週末や大学の合格発表直後等に新規申込がまとまって入る事が多かったので人の動き(波)を感じやすかったのですが、
ここ数年は週末に申込が集中する訳では無く波が無くなっていると感じます。

法人の異動は例年に比べると少なかったです。
現在対応中の案件もありますが契約時期は5月、6月までと柔軟に対応をして頂ける法人様も増えております。

 

退去について

一方で退去の受付については例年通り2月がピークでした。
1月~3月の退去受付件数はここ3年で一番少なかったのですが、
3月に入っても中々退去の受付が減らない状況で4月下旬~5月(閑散期)に空家になる物件も多いです。
退去理由としてコロナ禍でバイトに入れなくなったとか、生活困窮の為実家に帰る、というコロナが関係したものもございました。
また、以前コラムで書かせて頂きましたがコロナの影響で住み替えを延期していた層が繁忙期という物件の選択肢が増えるタイミングで住み替えに踏み切った事もあると思います。

過去記事:新型コロナウイルスが福岡の賃貸市場に与えた影響とは

 

今年の傾向

空室に関するお問い合わせは非常に多く95%以上はポータルサイト経由です。
自粛で在宅時間が増えてポータルサイトで物件を探している方が増えていると考えております。

入居希望者様が物件を選ぶ目線も変化を感じております。
宅配ボックスの需要はかなり高くなり、在宅ワーク等でインターネット環境や部屋数を気にされるお客様も増えました。
室内のコンセントの数や位置を見られる方も増えていると感じます。

 

繁忙期の結果として令和2年12月末時点で弊社の入居率は96.8%でしたが、
本日時点(令和3年4月17日)の入居率は96.7%と高入居率を維持しております。

残りの空室についても良い結果を出せるようニーズに合わせた募集方法や物件の整備を進めて参りたいと思います。

 

ライター:多田 敏彦 PM事業部部長
     多田 敏彦 PM事業部課長

「能力を未来進行形でとらえる」
収益不動産経営の鍵はPM(プロパティマネジメント)にあります。適正な募集条件の設定、物件のメンテナンス、テナントリテンション等、PM業務の幅は広く、オーナー様の考え方や物件に合わせた運用をする必要があります。常にオーナー様目線で私たちにしか出来ない収益最大化を目指します。

所持資格
CCIM(認定商業不動産投資顧問)/CPM®(公認不動産経営管理士)/宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/相続支援コンサルタント/少額短期保険募集人

〒815-0082
福岡市南区大楠2-5-2
店休日
年末年始、GW、
夏季休暇

【受付時間 : 9時30分~17時30分】
tel. 092-532-1123
fax. 092-532-1124

ご不明な点、詳細に関するご質問等、
お気軽にお問い合わせください
お問い合わせ
エクリュ コインランドリー エコウィン