CPM®/CCIM資格者在籍の福岡の不動産投資コンサルティング会社

新着情報

物件や管理への不満が退去に繋がる!

投稿日:2023.02.08

賃貸市場においては、物件のお問い合わせや退去の受付が増えて繁忙期らしくなって参りました。1月~3月は退去受付が最も多くなるシーズンです。弊社でも通常月の2~3倍の退去受付があります。

退去理由は様々ですが、物件や管理体制に不満を持ち退去を決断される方も少なくありません。

今回は賃貸物件の管理体制やトラブル対応と退去の関係性について書かせて頂きます。

管理体制への不満がある入居者は約4割⁉

リクルートのデータでは管理体制やトラブル対応について気になったことはありますか、という入居者を対象としたアンケートで気になることがあると回答した割合は約4割でした。

  • 引っ越したいほど気になることがある                27.8%
  • 引っ越すほどでは無いが気になることがある     14.6%
  • 気になることはない                                               57.6%

約4割の方は住まいに関しては何かしらの不満を感じており、そう感じている方の大半は引っ越しをしたい位の大きな不満を持っているという結果でした。

 

入居者が抱える不満とは⁉

具体的に入居者が不満に思っていることのトップ5です。

  1. 共用部の清掃が行き届いていない
  2. 建物や共用部の設備に関する不満(メンテナンス不足・劣化)
  3. 居室(専有部)の設備・内装に関する不満
  4. 近隣住民トラブルに関する不満
  5. 住んでいる物件内での入居者間のトラブル

1~3は建物に関するハード面での不満、4~5は人に関するソフト面での不満という結果でした。共用部の清掃については入居者にとっては毎日目にする所で、汚れの蓄積やゴミ、チラシが散乱しているとストレスに繋がりやすいのだと思います。弊社では築年数に関わらず日常的な清掃+年間2~4回の清掃を推奨しております。共用部や居室内の設備については費用面との兼ね合いもありますが、定期的にアップグレードをすることで入居者の満足度UPに繋がります。

過去の記事はコチラ 空室対策より重要!テナントリテンションについて考える!

 

まとめ

賃貸経営において、空室の対策はとても重要ですが、退去防止の対策も怠ってはいけません。物件の清掃やメンテナンスは既存入居者へのサービスの一環でもあると捉えて実施をすべきです。

また、我々管理者も入居者のストレスや不満に繋がらないようトラブルがあった際は迅速に対応し改善に努めなければいけないと、身の引き締まる思いになりました。

物件の管理についてお困りごと等ございましたら是非弊社へご相談下さい!

ライター:多田 敏彦 PM事業部部長
     多田 敏彦 PM事業部課長

「能力を未来進行形でとらえる」
収益不動産経営の鍵はPM(プロパティマネジメント)にあります。適正な募集条件の設定、物件のメンテナンス、テナントリテンション等、PM業務の幅は広く、オーナー様の考え方や物件に合わせた運用をする必要があります。常にオーナー様目線で私たちにしか出来ない収益最大化を目指します。

所持資格
CCIM(認定商業不動産投資顧問)/CPM®(公認不動産経営管理士)/宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/相続支援コンサルタント/少額短期保険募集人

〒815-0082
福岡市南区大楠2-5-2
店休日
年末年始、GW、
夏季休暇

【受付時間 : 9時30分~17時30分】
tel. 092-532-1123
fax. 092-532-1124

ご不明な点、詳細に関するご質問等、
お気軽にお問い合わせください
お問い合わせ
エクリュ コインランドリー エコウィン